施設警備員の勤務地は工事現場のように毎回場所が変わる訳ではありませんが、種類は非常に多種多様です。企業や官公庁が入っているオフィスビル、商業施設、病院、工場や倉庫にいたるまで様々な選択肢があります。また、大学などの教育施設やテーマパーク、空港などの施設警備もあるため、施設警備の警備員と一口にいっても職場の雰囲気は正に千差万別なのです。

沢山の人が集まる施設では警備の仕事が必要とされるのが通常ですから、それだけ施設警備員の守備範囲は広いといえるでしょう。

施設警備の警備員には多くの選択肢があるため「あのビルで働いてみたい」「あの大学の雰囲気の中で働けたらな…」などと自分の希望に合わせた働き方が期待できます。基本的には一つの場所で働き続けることになるため、希望の勤務地で働くことができれば、魅力的な警備業の一つであるといえるでしょう。

工場や倉庫における施設警備では、施設内に不審者や不審物が存在しないか確認するために巡回をしたり、もしトラブルがあれば対処したりするのが主な仕事です。具体的には、以下のような業務が仕事内容として挙げられます。

• ドアや窓の施錠確認
• 入館者のチェック
• 建物内に人が入り込んでいないかのチェック
• 問題発生時の通報
• ケガ人の対応
• 搬入トラックの誘導
• モニターによる施設内のチェック
• 門番

工場や倉庫には通常よりも危険が多く、不審者などが出てきた場合には身の危険を感じながら働かなくてはならない可能性もあるのが、倉庫や工場の施設警備員です。しかし、毎日何かしら事件が起きるわけではないため、基本的には施設の内部や周辺の巡回がメインの警備員であるといえるでしょう。

また、夜勤や24時間連続勤務などを求められることもあり、その場合は仮眠室等で仮眠を取ることもあります。そのため「自分の部屋以外ではなかなか眠れない」という方には少々大変な仕事内容かもしれません。長時間勤務することも多い職種で、長い時間同じところにいるのが苦手という方にもおすすめしにくいといえます。力仕事は少ないため、体力に自信がなくてもしっかりと自己管理ができ、睡眠時間や休みの取り方などに対して柔軟に対応できる方には向いています。

シンテイ警備株式会社では、施設警備を行う警備員を募集しています。超高層ビルから複合商業施設、公共施設、空港施設、駅ビル、美術館、スタジアム、寺社仏閣などあらゆる施設の警備業務があり、その分勤務地も豊富です。希望の勤務地がある方はお気軽にお伝えください。